『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より、「HG インフィニットジャスティスガンダム」のガンプラ素組みレビューです。
成形色での色分けでは足りない部分が多く、劇中でダイナミックな動きをするインフィニットジャスティスのキットとしては可動域はやや物足りないと感じるかもしれませんが、HGCEとしてリメイクされる前のキットとしてはプロポーションがほぼ完成しており、全体としての完成度は色分け以外は悪くはありません。
とはいえ、HGCE版では再現可能な一部のギミックがオミットされているので、再販がほぼかからない状況とあいまって、モデラー向けというよりはコレクター向けアイテムとしての価値が高いキットといえそうです。
こちらの記事は、「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」ではなくHG SEEDナンバー32のHG版のレビューです。
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フロント
要所の色分けは成形色で再現していますが、全体的に色不足は否めません。
合わせ目として、腕部、脚部、ビームライフル、シールドにくっきり縦に出ています。
サイド
頭部側面、胴体側面、肩部装甲に合わせ目が目立ちます。
リア
背部からは、両腕部と両脚の中央にまっすぐ縦に合わせ目が発生します。
ディティール
ファトゥム-01
付属のファトゥム-01は全体的に色がかなり不足しているので、塗装が大前提です。
アクション
右手にMA-M1911 高エネルギービームライフル、右脚にMR-Q15A グリフォンビームブレイドを装備し、付属の台座でディスプレイ。
「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」のレビューと同じようなポージングをさせましたが、ファトゥム-01のウイングが可動しないので落ち着いたポージングとなりました。
左腕のシールドよりRQM55 シャイニングエッジ ビームブーメランと、ファトゥム-01のMR-Q17X グリフォン2 ビームブレイドを展開して。
付属のエフェクトパーツがピンクではなくブルーになっているので、少し新鮮な気分です。
MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベルを両手持ちで。
ビームサーベルの柄はハンドパーツに固定保持できないのはHGCEと同じですが、こちらのキットはサーベル同士の連結機構がなく、劇中再現には加工が必須となります。
MX2002 ビームキャリーシールドよりビームシールドを展開。
ビームシールドのエフェクトはHGCEよりも薄めのブルーとなっています。
不安定ではありますが、ファトゥム-01にひざ立ちで乗ることができます。
ファトゥム-01のグリップを展開し、ぶら下がりのポージングもできます。
画像の通り付属の台座で対応はしていますが、高さがぎりぎりなので高さを確保できるアクションベース4の使用がおすすめです。
比較
「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」(画像右)と並べて比較してみました。
HGCEバージョンでは成形色の色味が濃くなっており、各所の可動や色分けのレベルアップのみならず、シールド内蔵のRQM55 シャイニングエッジビームブーメランやEEQ8 グラップルスティンガーといったギミックまで再現されています。
その他付属品等
付属ホイルシールの色補填箇所は面積が大きめで目立ちやすいです。
特に頭頂部センサーのシール(コ)は使用してみたところ目立ちすぎて、チープ感が全面的にでてしまったので画像作例では使用するのを控えました。
付属の台座は、パーツ選択でさまざまな高さと位置に調整することができます。
右画像はファトゥム-01専用の台座で、ランナーの色構成の関係でピンク色になっています。
ビームサーベルとエフェクトパーツは2本付属ですが、HGCEのように連結はできません。
エフェクトパーツは設定ではピンクなので、こだわるなら塗装するか別のキットから流用したほうがよさそうです。
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