【ガンプラ素組みレビュー】HGCE エールストライクガンダム

レビュー

『機動戦士ガンダムSEED』より、「HGCE エールストライクガンダム」のガンプラ素組みレビューです。

定番キット中の定番ともいえるキットで、その地位にふさわしく組みやすさ、造形の良さ、ポージングをつけての遊びやすさどれをとっても満足感あふれるキットに仕上がります。

成形色だけでの色分けは後発の「ENTRY GRADE ストライクガンダム」に見劣りするところもあるにはありますが、造形にこだわりを感じるエールストライカーが付属(「ENTRY GRADE ストライクガンダム」と互換性あり)する点や、ビームライフル・ビームサーベル・シールド・アーマーシュナイダーがすべて同梱されている点、そして本体頭部のセンサー類の色補填をするシールはHGCE版にしか付属しないので、その点しっかりENTRY GRADE版と差別化されています。

フロント

複雑に入り組んだデザインですが、パーツ分割が巧みで成形色で広範囲の色分けを実現しています。

目立つ合わせ目もなく、うっすらすね部分にパーティングラインが見えるのみです。

サイド

頭部側面や背部のエールパックに一部合わせ目が発生しますが、悪目立ちするというレベルではなくデザインとカウントしてもよさそうなくらいです。

背部のエールストライカーが大きいですが、少しバランスをとれば問題なく自立します。

リア

リアビューは合わせ目が目立つ箇所が多く、エールストライカーパックの中心部と、ふくらはぎから足首あたりまでまっすぐ出現してしまいます。

ですが造形美のレベルが高く、エールストライカーのシルエットが美しくそしてスタイリッシュです。


ウイングをたたむことも可能です。

ディティール

アクション

アクションベース接続に対応し、57mm高エネルギービームライフルでおきまりの狙撃ポーズ。


ビームサーベルはエールストライカーパックにマウントしているものを使用。

ハンドパーツの保持力にまったく問題なしです。


アーマーシュナイダーは本体に格納はできませんが、2本付属するので両手に持たせて格闘戦を表現できます。

比較

「ENTRY GRADE ストライクガンダム」(画像右)とならべてみました。

ぱっと見た感じでは違いがないように見えますが、ENTRY GRADEは頭部(バルカン)やシールド(上部のホワイト部分)、そして画像では見えませんがかかと部分の色分けが成形色でより細かく再現されているという違いがあります。


「HGCE ストライクルージュ」(画像右)とならべて比較。

「HGCE ストライクルージュ」とは成形色の色味が違うほか、マーキングシールの付属の有無も相違点です。

エールストライカーパックやビームサーベルの柄の色味までしっかり変化しています。

その他付属品等

付属ホイルシールはセンサー類、シールド上部、ウイングの色補填に使用できます。

ウイングのレッド部分は面積が広く、成形色と色味や質感がどうしても若干変わってしまうので悪目立ちしがちで、できれば塗装したい部分です。


ビームサーベルは柄とエフェクトパーツどちらも2本付属です。


アーマーシュナイダーは2本付属で、可動ギミックや格納ギミックはありません。

アーマーシュナイダーは刃の部分をライトグレーに塗装が必要。

ランナー

ランナーC,Gは「HGBF ビルドストライクガンダム」からの流用です。

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