『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より、「HG デスティニーガンダム」のガンプラ素組みレビューです。
何かと可動域や色分けで妥協せざるを得ないことが多いHG SEEDキットですが、「HG デスティニーガンダム」はそれらがかなり改善されていて、HGCE版には及びませんが十分なクオリティに仕上がっています。
HGCE版との大きな違として色分け以外では、バックパックのサイズ、光の翼等のエフェクトパーツのラメ加工と形状、ビームブーメランのサーベル形態のエフェクトパーツが付属、MMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲のエフェクトパーツが付属しないといった点で微妙な違いがあり、わずかながらHG版でないと再現できないギミックがあります。
こちらの記事は、「HGCE デスティニーガンダム」ではなくHG SEEDナンバー36のHG版のレビューです。
※当サイト「ガンプラガレージ」はAmazonアソシエイト・プログラム等複数のアフィリエイトプログラムに参加しており、適格販売により収入を得ています。詳細はこちらをご覧ください。
フロント
付属ホイルシールで色補填はしていますが、プロポーション含め再現度が高く見映えが良いです。
両腕部、両脚、ビームライフル上部に縦に合わせ目がまっすぐ発生します。
サイド
頭部側面、肩部アーマー、ビームブーメラン、背部ウイング側面に合わせ目が見えます。
リア
両腕部、両脚、バックパック中央部分、高エネルギー長射程ビーム砲、アロンダイトビームソードに合わせ目が発生し、発生箇所は多めです。
ディティール
アクション
M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲を付属の台座にてポージング。
背中に格納しているビーム砲を展開し、そのままハンドパーツで支える構造はHGCE版と同じです。
RQM60F フラッシュエッジ2ビームブーメラン(サーベル形態)を右手に、MMI-714 アロンダイトビームソードを左手に。
それぞれハンドパーツに軸での固定はできずゆるいので、大胆なポージングはさせにくいです。
ビームブーメランのサーベル形態はHGCE版では再現できない形態です。
光の翼を展開し、右手にはMMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲、左腕にはMX2351ソリドゥス・フルゴールビームシールドでポージング。
肩の引き出し機構のおかげで、ポージングがしやすいです。
比較
「HGCE デスティニーガンダム」(画像右)と並べて比較してみました。
HG版でもぱっと見では区別がつきにくいレベルで完成していますが、色分けや可動域ではやはりHGCEのクオリティの高さには及ばず、ウイングの大きさや付属エフェクトの種類・形状の違いがHG版の価値となります。
その他付属品等
付属ホイルシールでの色分けは比較的目立ちにくい部分が多いですが、ひざのブラックへの色補填部分(コ)ははがれやすいので注意です。
ハンドパーツが豊富で、左右の開き手と、手首の長さが異なる握り手パーツが付属します。
エフェクトパーツも豊富で、ピンクのエフェクトパーツにはラメが入っているのが魅力です。
付属の台座(左画像)と、対決シーン再現用のジョイントパーツ(右画像)が付属です。
コメントをどうぞ!