『機動戦士ガンダム』より、「MG シャア専用ザク Ver.2.0」のガンプラ素組みレビューです。
可動域良好なうえに合わせ目や色分けのスキもなく、動かしても良し飾っても良しの高クオリティキットといえるでしょう。
弱点としてはハンドパーツの武器の保持力が弱く、本体のポージングがうまくきまっても武器がポロリと落ちてしまいがちなところですが、ポージングを決めた後に慎重に手にセッティングすることでポロリ回避は可能なので、深刻な問題ではないといえます。
フロント
バージョン2.0を名乗るだけあり、目立つ合わせ目はなくデザインと一体化しており、色分けも優秀でこれといった弱点は見当たりません。
ハンドパーツの武器固定軸が浅めで手持ち武器の保持力が弱いのが少し残念ですが、ポージングの妨げになるほどではありません。
サイド
左肩のスパイクアーマーは1パーツ構成のアーマーにスパイクを差し込むつくりで、合わせ目がでない素晴らしいつくりです。
脚部側面の合わせ目はパネルライン扱いなので、ディティールとして楽しめます。
リア
後ろ姿でも合わせ目、色分けとも優秀で、素組みで十分楽しめるクオリティです。
腰にはザク・バズーカをマウントできます。
ディティール
アクション
ザク・マシンガンを両手持ちでポージング。
劇中再現の格闘戦もさほど苦労なくきまります。
可動域が良好なので、大胆なポージングがきまりやすいキットです。
ザク・バズーカの肩掛けも表現できます。
武器の保持力が弱めのハンドパーツなので、武器を持たせるのは最後の仕上げにするといいかもしれません。
ヒート・ホークも問題なく持たせられますが、単色だとややさびしいので塗装したいですね。
リフト
リフトカーが付属するので、シャア・アズナブルのザクⅡへの搭乗シーンがディスプレイできます。
ただし、付属のシャア・アズナブルのフィギュア(「その他付属品等」参照)は自立が難しいので飾るときは工夫が必要となります。
内部フレーム
プラモデル独自の解釈としての、内部フレームを眺める楽しみ方もできます。
その他付属品等
付属のマーキングシールはモノアイの色補填のほか、多様なディティールアップを可能にします。
付属のガンダムデカールは摩擦での転写式です。
別売りにはなりますが、水転写式の「ガンダムデカール<41> MG シャアザク/ゲルググver.2.0用」も対応しています。
1/100スケールのシャア・アズナブルの立ち姿フィギュアも付属しますが、自立が難しくディスプレイに活かすには台座をつけるか接着するなど、一工夫が必要です。
股下に装着できるアクションベース接続用のパーツ(左画像)と、脚部のパイプに使用するスプリングも付属します。
ランナー
ランナーE、I、L以外は「MG ザク Ver.2.0」の表記で流用ランナー。
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