『機動戦士ガンダム』より、「ガンダリウム合金モデル RX-78-2 ガンダム」のガンプラ素組みレビューです。
ガンプラ40周年を記念して2020年にプレミアムバンダイで発売された、劇中でガンダムに使用された素材「ガンダリウム合金」を究極に再現した、ガンプラ開発部のこだわりと技術と手間が濃厚に凝縮された高級ガンプラです(税抜20万円)。
内部フレームのみプラスチック材(ABS)の組み立て式で、組み立てたフレームに装甲のガンダリウム合金パーツをはめ込んでいくつくりとなっており、組み立て難易度自体は非常に低くあっという間に完成します。
可動はほぼせず、首、肩、ひじ、胴体が気持ち動くくらいなので、素材感の重厚さが一番活きる素立ちで堂々と飾っておくのがベストです。
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フロント
鈍く輝くガンダリウム合金は高級感にあふれ、実際に触って手に取って、近くで見ることではじめてその魅力が最大化されます。
腕部装甲とビーム・ライフル上部にパーティングラインが見えますが、ディスプレイしておく分に気になるほどではないので、仕様として受け入れておきましょう。
サイド
頭部や脚部の装甲は、プラスチックの内部フレームパーツの前後から挟み込む仕様なので合わせ目が発生しますが、パネルラインとして受け入れてよさそうです。
リア
リアビューでは首に肉抜き穴、ひざ裏の関節に合わせ目が発生しますが、どちらもプラスチックのパーツなので加工してカバーすることも可能です。
パッケージ
パッケージからして高級感があふれています。
ガンプラなのに、高級アクセサリーを開封するような不思議な心境になります。
一層目からガンダリウム合金パーツたちがお迎えしてくれます。
配置の芸術点がとても高く、このままの状態で飾りたい方もいるのではないでしょうか。
二層目にはディスプレイベース(画像左)とプラスチックパーツ入りの箱(画像右)があります。
取扱説明書はHGと同様の見開き型のレイアウトですが、厚紙でできておりやはり高級感があります。
解説書も説明書とは別に付属します。
見開き型で、日本語と英語で商品コンセプトや開発経緯・製造の裏話、劇中の設定をどのように現実に落とし込んだかなど、素材の詳細な説明が専門用語を交えながら解説してあります。
さらに、BANDAI HOBBY CENTERで管理製造されたオリジナル商品である証としての「ガンダリウム合金モデル ギャランティカード」(右画像)も付属しています。
ディティール
ディスプレイ
付属のディスプレイベースに乗せて素立ちのディスプレイ。
ディスプレイベースには保護シートがついており、傷を防ぐために外さずに使用しました。
可動部分は首、肩、ひじ、胴体がわずかといったところで、ポージングするとしてもこのくらいの控えめなものになります。
手首や下半身はまったく動かない固定式です。
比較
「HGUC RX-78-2 ガンダム(リバイブ版)」(画像左)と並べてみました。
HGUCのほうがすらっと細長い印象です。
「ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム」(画像左)と並べてみました。
シルエットとしては、ENTRY GRADEにだいぶ近いです。
「RG RX-78-2 ガンダム」(画像左)と並べてみました。
RGの情報量にも負けないレベルで、細かくモールド装飾がされていることがわかります。
内部フレーム
左半身を最低限の装甲パーツを使うことで、内部フレームを露出させてみました。
装甲で隠れる部分にもモールドによる装飾が施されています。
ランナー
ランナーはG-A、G-B1、G-B2のたったの3枚で、「RX-78-2 GUNDAM」表記。
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